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職種その3 ~サウンドクリエイター~

職種紹介その3。サウンドクリエイターはかなり専門的な職種だと思うので、専門外の管理人にはたいした話ができないのですが、説明会で聞いた知識とかを思い出して書いてみます。


・サウンドクリエイター

サウンドコンポーザーとも言います。
ゲームの曲作りをする人。
それだけではなく、ゲーム中の効果音なども作成します。
音に関係することはこの人にお任せ、な職種。
あるゲーム会社の説明会では、ゲームに使うある1つの音の素材を録ってくるためだけに、遠くまで出張して録音してきたなんて話を聞きました。意外に行動派ですね。
ゲーム音楽って何時間、何十時間、何百時間(?)と聞き続けることもあるので、飽きさせないように作ることがすごく大事だと思います。それから、RPGだと特にですが、いろいろな場面の曲が必要になりますから、作る曲数も多いです。速いペースで様々なジャンルの曲を作る能力が求められます。

ファイナルファンタジーシリーズのほとんどの曲を作曲した植松伸夫さんの言葉で、すごく良いなと思ったものがあるのでちょっとここで紹介させてください。
一字一句覚えているわけではないのでだいたいこんな意味だった、ということしか書けませんが、あるイベントで植松さんが次のようなことを言っていました。
「音楽のジャンルってすごくたくさんあるけど、自分があまり好きじゃないっていうジャンルがもしもあったら、それはその音楽の良さに気付けていないだけなんだよ。それぞれのジャンルにはそれぞれの良さがあるからこそ、ずっと歴史が続いてきてるんだから。」

これを聞いて管理人は感動しました。ああ、きっとその通りなんだろうな、と。狭いジャンルの音楽にしか興味を持っていなかった管理人にはこの言葉が響きました。
まあこれを紹介して管理人は何が言いたいかというと、視野を広く持ちましょうということです。ゲーム会社に就職してゲーム音楽を作るんだからと言って、ゲーム音楽ばかり聴いているのでは、あまり良い結果は期待できないのではないかと思います。


採用選考では、作品を提出する必要があります。特に制約もなく自由に3曲程度の曲を作らせて提出させるゲーム会社もあれば、「○○」というシチュエーションに合った曲を作れ、など指定してくるゲーム会社もあります。就職活動シーズンにならないと課題を発表しないゲーム会社が多いと思いますが、ゲーム会社のホームページに行って新卒採用のページを見ると前年度の課題が載せてあるままになっているということもありますので、参考のために早い時期からチェックしておくのもいいかもしれません。
複数の曲を提出できる場合は、自信のある曲を選ぶことはもちろんですが、曲のジャンルがバラけるようにすると、いろいろ作れますよとアピールできるので良いと思います。

関連記事:職種その1 ~企画(プランナー)~
関連記事:職種その2 ~プログラマ~
関連記事:職種その4 ~デザイナー~

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ゲーム会社にゲームプログラマで内定もらった者です。まだ学生なので業界の話はできませんが就活の方法など書いていくつもりです。

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